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フードデリバリー配達員が配達に使っている乗り物は?配達に使える車両を分かりやすく解説!

フードデリバリー配達員が配達に使っている乗り物は?配達に使える車両を分かりやすく解説!

・フードデリバリーに登録したいけど、配達には何の乗り物を使おうか?
・稼ぎやすい車両は何?
・自分に合った乗り物は何だろう?

皆さんはウーバーイーツなどフードデリバリー配達員の乗り物といえば何を想像しますか?自転車でしょうか、バイクでしょうか?

フードデリバリーの配達で使用できる乗り物は「自転車」「原付バイク(125cc以下)」「125cc超バイク」「軽自動車」の4種類です。

フードリバリー配達員として登録するときは何に乗って配達を行うか決めなければなりません。でも、いざフードデリバリーを始めようと思っても、どんな乗り物に乗れば良いのか迷ってしまいます。

そこで、フードデリバリー初心者の方や何を使って配達しようか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。Uber Eatsをはじめとして、フードデリバリー各社で多くの配達を経験してきた私が、自身の経験も交えながら配達員の乗り物について紹介します。

目次

フードデリバリー配達員が配達に使える乗り物は?

フードデリバリー各社で配達を行うには、どの会社の場合も以下の4種類の車両から選びます。それぞれの車両についてメリット、デメリットや配達時の注意点などを解説します。

フードデリバリー配達員が配達に使える乗り物
  • 自転車
  • 原付バイク(125cc以下)
  • 125cc超バイク
  • 軽自動車

自転車

フードデリバリー配達員が配達に使える乗り物 自転車
自転車のメリット
  • 都心部ではバイクよりも配達しやすい
  • 購入費や維持費が比較的安い
  • 駐車場を気にしなくても良い
  • 収入と運動の一石二鳥
自転車のデメリット
  • 個人の体力によって稼働時間や売上に差が出る
  • 天候による影響を受けやすい
  • 長距離配達は不向き

フードデリバリー配達員が一番多く利用している車両が自転車です。

デリバリー配達員の初心者もわざわざ新品を購入する必要はありません。普段使用している自転車で十分です。

まずは短時間の稼働から始めて、配達のやり方を覚えましょう。

配達に慣れてきて本格的に稼働することを決めてから、電動アシスト付き自転車などの購入を検討しても遅くはありません。電動自転車以外でしたら、軽くて扱いやすいクロスバイクもオススメです。

配達員の中には収入とダイエット効果の一挙両得を狙って、あえて自転車を選んで配達している人もいるほどです。

注意することとしては、自転車であるがゆえに「事故」に対する意識が薄くなることではないでしょうか。自転車も道路交通法では「軽車両」として位置付けられており、違反をすれば当然罰則の対象になります。

実際に配達中に見かけた危険な事例としては以下のものがあります。

  • 赤信号に変わる間際の強引な横断歩道への突っ込み
  • 自転車同士の衝突
  • 自転車と歩行者の衝突

自転車でも人にケガを負わせることはありますし、死亡事故に繋がった事例もあります。自転車で配達業務を行う場合は、自転車用の保険に必ず加入してから配達を始めましょう。何よりも安全運転が最優先であることは言うまでもありません。

原付バイク(125cc以下)

フードデリバリー配達員が配達に使える乗り物 原付バイク(125cc以下)
    原付バイク(125cc以下)のメリット
    • 自転車よりも疲れにくい
    • 長距離配達が可能
    • 長時間の稼働が可能 
    原付バイク(125cc以下)のデメリット
    • 新車での購入はやや高め
    • ガソリン代などの維持費がかかる
    • 天候による影響を受けやすい
    • 店舗によっては駐輪場が決まっている
    • 自転車よりも事故のリスクが高い
    • 高速道路や自動車専用道路など、一部通行できない場所がある

原付バイク(125cc以下)のメリットは自転車よりも稼ぎやすいことです。自転車とは体力の消耗度が違うので、一日の売上にも大きく差がでてきます。特に郊外への配達は距離が長くなるので非常に便利です。

50cc以下のバイクなら普通自動車免許があれば運転できますが、51cc以上125cc以下のバイクには「小型限定二輪免許」が必要になります。

51cc以上のバイクであれば、自動車と同じ法定速度での走行が可能になりますし、二段階右折の必要もないので、より効率的な配達が可能になります。

125cc超バイク

フードデリバリー配達員が配達に使える乗り物 125cc超バイク
    125cc超バイクのメリット
    • 自転車よりも疲れにくい
    • 長距離配達が可能
    • 長時間の稼働が可能
    • 首都高速道路などの高速道路の走行が可能(配達にはほとんど関係ありませんが)
    125cc超バイクのデメリット
    • 新車での購入はやや高め
    • ガソリン代などの維持費がかかる
    • 天候による影響を受けやすい
    • 店舗によっては駐輪場が決まっている
    • 自転車よりも事故のリスクが高い
    • 高速道路や自動車専用道路など、一部通行できない場所がある

メリット、デメリットについては原付バイクとほぼ同じです。

125cc超バイクで配達を行う場合は「普通二輪免許」を取得する必要があります。そして、「事業用ナンバー(緑色ナンバープレート)」を申請しなければなりません。

事業用ナンバーを取得せずに配達を行ったことが発覚すると、貨物自動車運送事業法違反となり、「3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金または併科」という意外と重い罰則が課せられます。

しかし、フードデリバリー各社に配達員として登録するときは、事業用ナンバーを取得していなければ登録できないので、違法になることはありません。

バイクでの配達で特に注意することとしては「雨天時の走行」です。雨天時は配達注文数も多くなる傾向があり、稼ぎやすいと言えます。しかし、その分リスクも大きくなることを忘れてはいけません。

雨天時に限ったことではありませんが、安全確認をせずに突然車線変更してくる自動車は必ずあります。私も何度か遭遇したことがありますが、運良く事故にならずにすみました。フードデリバリー配達員であれば一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

それに、雨天時は視界が極端に狭くなることもバイクのデメリットであると思います。雨の日は売上の増加が見込める貴重な機会ではありますが、無理をして自分がケガをしたり、誰かをケガさせてしまっては全く意味がありません。

私個人としては、雨天時の稼働はリスクが大きいため、あまりオススメしません。

軽自動車

フードデリバリー配達員が配達に使える乗り物 軽自動車
    軽自動車のメリット
    • 身体的に疲れにくい
    • 自転車やバイクと比較して天候の影響を受けにくい
    • 車内で休憩できる
    • 「Uber Direct」など軽貨物車向きの案件もある
    軽貨物車のデメリット
    • バイクよりも維持費がかかる
    • 中古車でも購入費はかなり高い
    • ショッピングモールなど大型店舗でのピックアップには不向き
    • 狭い路地への配達では途中から歩くこともある
    • 常に駐車スペースを気にする必要がある

軽自動車の一番のメリットは天候の影響を受けにくいことだと思います。雨風をしのげるのは精神的にも楽ですね。休憩も取りたいときに取れますし、仮眠も自由にとれます。

軽自動車でデリバリー配達を行うには「事業用ナンバー(黒色ナンバープレート)を取得しなければなりません。これを怠ると緑ナンバー同様に貨物自動車運送事業法違反の恐れがあるので注意してください。

軽自動車での注意点はバイクよりも経費がかかるという点です。バイクよりも燃費は低下しますし、メンテナンス費用もかかります。その分利益率が下がることも念頭に置かなければなりません。

駐車スペースを確保することも軽自動車においては重要です。牛丼チェーン店などのように駐車スペースがある店舗ならば良いのですが、繁華街や駅周辺でのピックアップの場合は必ずしも店舗近くに駐車場があるとは限りません。

大型ショッピングモールは駐車場には困りませんが、モール内の店舗でのピックアップ完了までにかなりの時間がかかります。軽自動車の場合は、こういった案件は引き受けない方が良いかもしれません。

フードデリバリーで使える乗り物のまとめ

以上、フードデリバリー配達員が使える乗り物について紹介しました。どの車両を使った場合でも一長一短はあります。

配達員として、どのような配達をするのかによって選ぶ車両は変わってきます。

短時間の稼働にするのか、長時間の稼働にするのかで使う車両も変わるでしょう。都心エリアを中心に配達するか、郊外エリアを中心に配達するのかでも変わると思います。

自分の生活スタイルやいくら収入を得たいのかを考えて、それぞれに合った車両を選びましょう。しかし、どの車両を選んだとしても、一番大切なのは「安全運転」です。

常に安全運転を心がけて、快適にフードデリバリーライフを楽しみましょう。

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